1枚の布地で部屋のイメージは変わります、プロが演出、作り方お話します。 | |
カーテンの作り方(テープ偏) プリーツテープを使ったフラットカーテンの作り方。 |
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1 カーテンのサイズを決める | 4 縫製作業 | ||||
●仕上がりW レール幅に対して1.3〜1.35倍 ●仕上がりH ランナーの先から床又は腰窓の場合は窓枠下から希望の長さ正面付け(レールを隠すタイプ)、天井付け(レールを見せるタイプ)により3〜5cm前後差が出ますが、多少長めにして、下げて最終サイズを決めるほうがミスがありません。 ●必要なパーツ 1)フック//専用のプリーツフックの場合は、正面付け(業界用語でBフック)、天井付け(業界用語でAフック)のどちらか。又はアジャスターフック。 2)//プリーツテープ 3)//ウエイトを入れる場合は、20g、15、10gのどちらかを布の種類(厚み、重量)で選ぶ。 |
1)テープ付けと両端仕上げ。 布とテープの裁ち切り作業が完了したら縫製です。まずはテープ部分から決めていきます。説明2の写真を参考に両端の折り返し分量とテープの重なり部分を正確に決めてテープから縫製します。(間違ってもフック用の穴はふさがないように。)テープを固定したら端を折り返して、裾に向かって縫製。正確に3返しにして直線にするのが難しい場合はアイロンなどで先に形を作ってしまうのも手です。 |
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2 テープを仕上がりWサイズに合わせて裁ち切る | |||||
今回、ご説明する作り方は、テープが見えないようにカーテンの端を巻き込む作り方なので、テープの幅自体がカーテンの実仕上がりWとなります。 上記1で決めた想定カーテン仕上がりWをテープ上でメジャーして両端のフック穴位置を決め、カーテン両端の返し部分が重なる分を足し
たサイズを実仕上がりカーテンWとして、テープもそのサイズでカットする。 |
2)裾の仕上げ。 テープとカーテン両端分を完成させたら、次ぎは裾の仕上げです。通常、裾は10cm巾以上の3返しにしますが、ウエイトを入れないならご自由に決めてください。だだし、生地の裾端が(切りぱなし部分が)見えていてはカッコ悪いので必ず折り込むようにしてください。ウエイトの大きさは決まっているので、入れる場合は10cm以上の折り返しにします。 Step1:カーテンレールに下げる、正面、天井付けを決める。アジャスターフックなら調整して、専用のプリーツフックの場合は正面付け(業界用語でBフック)、天井付け(業界用語でAフック)を間違わないように。 Step2:裾の仕上がり位置を針などでマーク。出来るだけ多めに(間隔をあまりあけずに)。 Step3:カーテンを下ろして、決めた仕上がり線から想定している折り返し線を決めて、余分な裾生地を落とす。 |
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3 生地を仕上がりWとHサイズに合わせて裁ち切る | Step4:裾の余分な生地を落としたら折り返して縫製で完成。ウエイトを入れる場合は先にカーテン端折り返し部分にウエイトを縫い付けてから、裾の仕上げをする。 | ||||
1)仕上がりHにテープ頭と裾の折り返し分を足したものが仕上がりHに必要な生地の長さです。必ず遊び分はプラスしてください。丈は最後にレールに下げてから決めます、勘違い計り間違いしても遊び分足して長めにしておけば安心です。 2)カットしたテープ幅に両端の返し分をいれたものが必要な布幅となります。お使いになる生地の布巾が必要な布幅より大きい場合はそのサイズで裁ち切る。小さい場合は布の巾足しが必要になります。下記の図を参考にしてください。幅に対する作業は慎重に。 例でおさらい ・生地巾が120cm ・想定しているカーテン仕上がりWが片側120cm ・カーテン端の返し部分を3cmの3返し (見た目3cmのステッチ幅) step1:120cmの想定カーテン仕上がりWを念頭にテープをカット。上記2を参考に。ここでは、仮に両端フック穴位置に合わせたテープ幅が121.5cmだとします。両端に3cmの折り返し分を足して127.5cmが実カーテン仕上がりWでテープ幅となります。 Step2:必要な生地の幅は折り返し左端3cm+3cm+127.5cm+右3cm+3cmで139.5cmがカーテン仕上がりに必要な生地の幅ということになり、布の生地巾は120cmです、あと19.5cmとはぎ合わせ縫いしろ分各1.5cmづつ計3cm足さなくてはなりません。はぎ足す巾は22.5cmとなります。 |
以上がテープを使った作り方の説明です。 カーテン作りで一番難しく、仕上がりを左右するところは、正確なサイズ取りとそれに合わせた正確な裁ち切りだと思います。始める前に必ず図など書いて、サイズ確認と工程をシュミレートしてから始めると良いと思いますよ。
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(株)ティント・アンド・トォーン サイト運営責任者 湯倉健一 |