実例No139/渋谷区在住I様宅、横浜市在住N様宅のBOXタイプソファのカバー2実例
BOX型ソファの2実例です、シンプルな形なのでデザインと生地感でかなり印象が変わります!
渋谷区在住I様宅、横浜市在住N様宅、BOX型ソファの2実例。箱型デザインのソファ場合、大まかですが、ソファ本体の四角感を再現する方法と、フワッと広げて布感を出す方法の2通りあります、四角感を出すためには、ソファ本体のサイズに近づけて(サイズ取りを大きくしない)、カバー面が床に対して出来るだけ垂直に向かうように型を起こします、フワッと布感を出すためには、服飾のスカートのように立体で外へ広がるようパターン型を起こすか、スリットやギャザーを使って裾広がりなフワッ感を出します。
渋谷区在住I様宅は、綿生地でフワッと布感を出したカバー、横浜市在住N様宅は、厚みのある椅子張地(織地)で四角感を出したカバー、 デザインの選択肢としていただければ幸いです。
1・渋谷区在住I様宅のソファカバー、デンマークのヴェ〜社のソファを、イタリアのジェル〜ニのゴー〜ト『幽霊』風にアレンジ。/完成・After!
写真をクリック・タップで完成カバーの側面写真。
お持ちのソファーは、背、座、肘面とセパレートしている、BOX型に近いソファ、座面と本体を一体型にして、背、肘クッションは高さマチの無いノーマルタイプに変更し、ゴー〜ト『幽霊』風の縁をロックミシンで仕上げています。
左写真は、アームと座面のつながり部分UP、座面クッション部は底面がない立体でクッションカバー形状になっています。右写真は、アームと背後のつながり部分UP。
生地は、国産の綿綾織オフ白水通し地。
渋谷区在住I様宅のソファカバー。/完成前・Before!
ソファ本体は、完全なBOX型ではないですが、クッション部が、本体に四角におさまり、高さマチのあるオーソドックスな形状で、全体的にはBOXのイメージ。
I様、完成まで大変お待たせいたしました、重ねてお礼申し上げます。
2・横浜市在住N様宅のソファカバー、自由が丘の家具店『T〜C』のソファをリメイク。/完成・After!
オリジナルもオーソドックスなカバーリング仕様のソファ、経年劣化によるウレタンの歪みも計算に入れて、出来るだけ直線的にライン取り、パイピングは付けずにスッキリと仕上げました。本体の寸法に近づけて(布が軽く張るサイズ感で)直線的に仕上げる場合、経年劣化でウレタンが歪んでいて、張らせるとディティールが丸ぽくなりがちに、要所ごとに計算しながら型を起こしていきました。
左の写真、座面クッションを外して、アームの上からUP写真。右の写真、背後のUP写真。
生地は、椅子ソファ用の張生地国産。
横浜市在住N様宅のソファカバー、オリジナル。/完成前・Before!
20年程、お使いで中綿ウレタンの凹凸はありましたが、本体枠土台はしっかりしていました。カバー固定に座面のマジックテープをそのまま利用。
N様、完成仕上げまでに、お時間いただきましてありがとうございました。