実例No134/中央区T様宅、川崎市某マンション/ラウンジ、千葉県市川市N様宅、人工レザーで製作のオーダーソファカバー実例
今回は、ソファの汚れ防止、液状の汚れ浸透に対しては強い味方!お子さんやペットのケアー対策!人工レザーで製作のソファカバー実例紹介となります。実例は中央区T様宅、川崎市某マンション/ラウンジ、千葉県市川市N様宅の3実例。
お子様の食べこぼし、飲みこぼし、ペットの粗相、猫の毛玉吐きなど、液体状汚れは布で防ぎきれません、そこで人工レザーの出番となります、服飾用など含めまると多種あるので、素材の説明を中心にさせていただきます。
全て椅子ソファの張込用のレザーを使っています、レザー素材はPVC(ポリ塩化ビニール)とPU(ポリウレタン)の2種類あり、
結論から申し上げますと、汚れ防止には、PVC(ポリ塩化ビニール)が最適です、
PVC(ポリ塩化ビニール)は安価で耐久性が強く、薄めた中性洗剤などで汚れをふき取れるため、メンテが楽で、小さいお子さんやペット対策にはベストと思います。
難点は、経年劣化がPU(ポリウレタン)と比べると早く、硬化してクラックが発生しやすくなります、又、通気性が低い(密閉性が高い)ので湿度の高い時期はベタつきを感じます。
PU(ポリウレタン)は、
フェイクレザーと言われているもので、ソフトで肌触りが良く本革に近い仕上がり、その分、価格も高くなり、インテリアとして本格カバーを追求する場合は、オススメします、
PVC(ポリ塩化ビニール)と比べると、経年劣化はしにくいですが、お手入れは慎重に、PVCのように中性洗剤や水拭きはダメです、乾拭きが基本、水分をほっておくと、加水分離(ポリウレタンが水で反応して表面剥離が始まる)確率が高くなります、それでも、本革と比べますと、オイルで磨く手間を考えれば、PU(ポリウレタン)の方が使い勝手は良いと思います、本革は王道ですが、手入れは必修であることをお忘れなく。
以上のことより、手前どもでは、汚れ防止が主体の場合は、椅子張り対応のPVC(ポリ塩化ビニール)をオススメしております.
以下、3実例全てPVCレザーの紹介です、ご覧ください。
T様宅/ソファ完成前・Before!
小さいお子様のために、ご注文いただきました、食べこぼしのつど、一喜一憂するよりも、拭き取れるPVCレザー(ポリ塩化ビニール)でカバーすれば、ストレスも軽減されます。
T様、ご注文いただきましてありがとうございました。採寸、お届け日程ご都合いただきありがとうございました。
市川市N様宅ソファ/カバー完成前・Before!
採寸お伺い時、カバー前の本体写真、横から。市販のサイズが合っていないカバーを使い続けると、中ウレタンや綿の変形につながります、特にカバーリング仕様の場合は、カバーが本体全体を圧着して、抑えの役割もしますので、替えカバーは早めに検討ください。
N様、ご注文いただきましてありがとうございました。猫ちゃん達もお元気でしょうか。